この記事では坂柳有栖と綾小路のこれまでの関係について見ていきます。
なお、よう実2年生編11巻までのネタバレを含みますので、ネタバレをしたくない方はブラウザバック推奨です。
この記事以外にもようこそ実力至上主義の教室への感想記事を書いておりますので、よければそちらもご覧ください。
坂柳有栖について
誕生日 3月12日
OAA
学力 – A
身体能力 – D-
機転思考力 – B+
社会貢献生 – B-
総合 – B
身体能力がD-なのは、坂柳有栖が足にハンデをかかえているためです。
上記情報は、ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編の公式サイトの坂柳のページにあった内容になります。
ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編 CHARACTER 坂柳有栖
さて、この記事を見てわかることは以下3点になります。
・坂柳有栖と綾小路の出会い
・1年最後の特別試験での坂柳有栖と綾小路の対決
・坂柳有栖のかわいい子供時代
・坂柳有栖の告白
それでは、よう実のヒロインの一人であり、筆者がよう実の中で一番の推しである坂柳有栖について見て行きましょう。
坂柳有栖と綾小路の出会い
「ようこそ実力至上主義の教室へ 5巻」終わり(体育祭の終わり)にて、坂柳有栖と綾小路が二人で会います。坂柳有栖は神室を使って綾小路を特別棟まで連れてきました。旗から見ると坂柳有栖のかわいい行動に見えますね。
そして、そのとき坂柳有栖は綾小路に対して、ホワイトルーム出身であることを知っていると告げます。
ホワイトルーム出身であることを気づいた理由は、堀北(兄)と綾小路の全力のかけっこを見たためでした。
ただ、綾小路は坂柳有栖のことを知りません。
彼女は笑みを浮かべ、一方的に自分が知っているだけだと伝えます。
しかし、綾小路は坂柳有栖が自分のことを知っているということに対してはそこまで関心を持ってはいませんでした。
ただ一つ綾小路が関心があったことは、坂柳有栖が綾小路清隆を倒すことができるのか、それ一点だけです。その質問に対し、彼女は嬉しそうに笑みを浮かべます。
これが坂柳有栖と綾小路の出会いであり、そして、彼女にとっては幼少期の因縁のつづきになります。
※なおアニメで出会いのシーンが描かれるのは、原作でいうところの、「ようこそ実力至上主義の教室へ7.5」の終わりのほうになります。
坂柳有栖と綾小路の対決 1年最後の特別試験
「ようこそ実力至上主義の教室へ 11巻」にて、ついに坂柳有栖と綾小路が対決します。
勝負内容は、坂柳有栖と綾小路それぞれがクラス全員を束ねる司令塔となり、7種目ある勝負のうち4本以上勝利した方が勝ちといったものになります。
特別試験:6戦の結果
勝負は最終的に3勝3敗となり、最後の種目「チェス」にて勝った方が、勝利するという接戦になりました。
ちなみに、それまでの勝利の内訳は以下の通りです。
1戦目「バスケットボール」須藤の活躍で勝利
2戦目「タイピング技能」外村の活躍で勝利
3戦目「英語テスト」敗北
4戦目「数学テスト敗北」
5戦目「フラッシュ暗算」敗北
なおフラッシュ暗算ではちょっとした出来事がありました。以下の記事から確認することができます。
6戦目「弓道」三宅の活躍で勝利
チェスの因縁:坂柳有栖のかわいい子供時代
最終戦のチェスですが、これまでの6戦とは違い司令塔の実力が重要になってきます。
ルールは通常のチェスルールに準じ、必要人数が1人で持ち時間が1時間切れ負けです。
司令塔が関与できるのが、
任意のタイミングから持ち時間を使い最大30分間、指示をだすことができる
といったものになります。
半分の時間を司令塔が関与しているルールになったのには理由があります。
それは彼女が子どもの頃、ホワイトルームを見学しているときに綾小路のチェスを見ていたからです。
子どものころの坂柳有栖が凄くかわいいですね。
綾小路の強さをみた彼女は、自分もチェスを覚えてみようとお父さんに言います。
そして、あえてこの特別試験で彼女は種目にチェスを選択しました。綾小路も彼女がホワイトルームのことを知っていると言っていたので、チェスの種目を選んでくることを想定していました。
そして、綾小路は自分の実力を多少は知る堀北を相方とします。
一方、坂柳有栖は橋本を相方とします。
堀北と橋本のチェス対決は堀北優位で終わり、苦しくなった橋本は、彼女に指示を出してもらいます。
苦しくなった盤面を坂柳有栖はすぐに五分に戻し、綾小路を引きずり出します。
坂柳有栖 対 綾小路
そしていよいよ坂柳有栖と綾小路のチェスでの一騎打ちが実現します。
坂柳有栖がかなり嬉しそうにしていてとてもかわいい反応をしています。
打ち始めてすぐに坂柳有栖のチェスの強さに綾小路が気づきます。
実力が拮抗している二人は終盤戦まで一進一退でチェスが進んでいきます。
彼女の一手に対し、綾小路はAIの想像を超えた手を放ちます。
しかし、その手が打たれることはありませんでした。
月城理事長代行がこの勝負に介入してきたからです。月城は、綾小路の1手ではなくAIの最善の1手に変更しました。この一手に対し、坂柳有栖が正しく応対したことで、結果特別試験は坂柳率いるAクラスの勝ちとなりました。
坂柳有栖は綾小路に勝てたことに嬉しく感じていましたが、月城から思わぬネタばらしをされ、怒りを見せます。
「なんと愚かなこと……。学校側が、私たち生徒の試験に強制介入したのですか」
それは心外、落胆ではなく憤慨。紛れもなく坂柳の怒りだった。
ようこそ実力至上主義の教室へ11巻
こうして、坂柳有栖と綾小路の真剣勝負は不完全燃焼となる結果で終えてしまいました。
月城理事長代行許すまじ
なお余談ですが、試験後に月城に邪魔された1手前から再戦し、綾小路がそのチェスで勝利しました。
ただ坂柳有栖と綾小路のチェスの実力は拮抗しているので、10戦やれば5勝5敗の戦積になるだろうと彼女が言い、綾小路もその見立てに頷きます。また、チェスで特別試験を争うようなことはもうありません。それは彼女の以下の言葉からもわかります。
チェスは楽しい娯楽、その程度に留めておきたいんです
ようこそ実力至上主義の教室へ11巻 坂柳有栖の台詞
この言葉は坂柳有栖のかわいい台詞の一つですね。
坂柳有栖の告白
「ようこそ実力至上主義の教室へ 9.5巻」にて、彼女は綾小路に告白します。
彼女がまっすぐに綾小路に向かって好きだと言うなんて想像していませんでした。本当に、驚きました。それにしても、あの好戦的な坂柳が告白するとは。好戦的だからこそ、告白するのは普通かも知れませんが、読んでいたときはかなりびっくりしました。
ただ、彼女にも年頃の女の子という部分が見えて、非常にかわいいとも思ったので良かったです。
ちなみに坂柳有栖が綾小路を好きだと気づいたのは、その前の巻である9巻で一ノ瀬と話したことで気づかされました。
この告白後、彼女の独り言もよかったです。その独り言の伏線は見事に「よう実 2年生編 11巻」にて回収されました。
おかげで、後の展開は予想が難しく、早く新しい巻がでないかとすごくわくわくしています。
その事実があなたを、思いがけない方向へと変える第一歩になることをお約束します
ようこそ実力至上主義の教室へ 9.5巻 坂柳有栖の台詞
終わりに:坂柳有栖がかわいい
坂柳有栖と綾小路清隆、二人の間の緊張感ある出会いから、直接対決、そして告白まで、彼らの関係は多くの読者にとって興味深い展開を提供しています。特に坂柳有栖が綾小路に対して持つ純粋でかわいい感情は、彼女のキャラクターに新たな一面を加え、物語に深みを与えています。
これから先も、多くの驚きや感動が私たちを待っていることでしょう。
おまけ
坂柳と龍園が学年末試験で勝負をします。そして2年生編11巻にて、どのような勝負内容であっても、その結果負けた方が退学をすることがわかりました。それは互いの担当教師である真嶋と坂上も聞いています。
激アツの勝負が開幕します。
個人的には、坂柳が龍園に負けて、退学すると予想しています。この作品で坂柳有栖は一番かわいいと思っているので、非常に残念ですが。
そして、坂柳が消えたことにより、綾小路がAクラスに移籍して、Aクラスのリーダーとしてラスボス枠に君臨すると考えています。
できれば、かわいい坂柳有栖とかっこいい龍園には最後まで残ってもらいたいんですがね。
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