今回の巻、時系列がわりかしバラバラでしたね。大事なことを順に述べていて、これはこれで面白い読ませ方だなと思いました。
綾小路自身が前回の特別試験のことを掻い摘まんで説明したことには少々びっくりしました。
まさか、前園を退学にすれば一ノ瀬に勝てるなんていうことがクラス内で認められるとは思わなかったです。
ただ、綾小路に説明されると納得してしまいます。そして、堀北から一ノ瀬の実力が強すぎたという説明もあり、納得せざる終えない状況になってしまいました。
そして、綾小路に負けた一ノ瀬は試験が終わってから体調を崩し学校を休むようになりましたが、あんな負け方したら仕方ないですよね。そう思っていたんですが。
そういえば作者の後書きで、誰もがハッピーな穏やかな巻とあるのですが、そんなわけないですよね。
いろいろと感情はぐちゃぐちゃになりましたよ笑
前巻の感想記事は以下です。合わせてご覧下さい。
この記事でわかること
・「よう実」2年生編12.5巻の主要な見どころ
・坂柳の退学とその後の展開
・ヒロインたちの恋心と綾小路への想い
・3年生編への期待と予想
大体こんな感じですかね。さて、それでは見て行きましょう。
坂柳の退学と再登場の予感
坂柳の退学が確定してしまいました。
最推しだっただけに残念です。
ただ退学が決まってからの龍園と二人で話すところはなんか良かったです。
龍園が想像以上に学年末試験の結果に満足いってないところは納得ですし良いなと思いました。
あんな勝ち方をしたら、納得できないのも無理はありません。
「特別に私が彼に弱点を作って差し上げましょう」
よう実2年生編12.5巻 坂柳の台詞
坂柳が言ったこの弱点ってなんなんでしょうね。
たぶん、今回の巻にはなかったですよね?気になります。
坂柳のその後
坂柳の退学後については、神室真澄の学校に転入することでいいのでしょうか?
謝罪もかねて尋ねるとは言っていますが、どうなのでしょう?
「また今度お会いしましょう。それまでに無様な退学をなさらぬようお願いしますよ」
よう実2年生編12.5巻 坂柳の台詞
この台詞からも坂柳がいずれ再登場することが決まったのが嬉しいです。坂柳は筆者の最推しですので。
予想では、卒業辺りに坂柳が来ると思っています。
森下の変人具合とイニシャルNについて
まさか、森下のカブトエビの飼育日記に4ページ以上も使うとも思いませんでした。ここを読むときはくすりと笑ってしまいました。
ただ変人ではありますが、坂柳クラス現状をしっかり理解している賢い面も併せ持っています。柴田とは大違いです。今後の活躍に期待ですね。
間違いなく彼女はなにかしらやってくれることでしょう。
綾小路がもらったイニシャルNの電話番号
根岸という1年の女子がイニシャルNの電話番号を綾小路に渡しました。
しかし、綾小路が1年後までは使わないと言っているので、たぶん、南雲なんだろうなと思っています。
星ノ宮先生について思うところ
星ノ宮先生については筆者はぶっちゃけ苦手です。
なぜそう思うのかは、利よりも感情を優先しているからです。
自分が破滅しても茶柱が破滅すればそれでいいという考えは、やはり好きになれませんし、理解もできないんですよね。
初期櫛田もそんな感じのところがあったので、好きになれていませんでした。
まぁ、今の櫛田は好きなんですが。
星ノ宮先生は綾小路のことをジョーカーやら、なんやらとうらやましがっていましたが、実はまだ茶柱クラスにはもう一枚あることをちゃんと理解できていません。
親たちの間で強制的に高円寺が介入してくる可能性があるなんてかわいそうですね笑。
3年生編で期待することは星ノ宮先生がしっかりと茶柱先生に負けて欲しいです。
ヒロイン達の恋心
堀北鈴音について
堀北が綾小路に対して恋心を抱きましたが、そいつ化け物だから辞めといた方がいいよと言いたいですね。
ラスト二連続の堀北と綾小路の挿絵はやばすぎます。えもいわれぬような感情に襲われました。
椎名ひよりについて
今回の表紙に選ばれたキャラです。ぶっちゃけ表紙と本編の内容はそこまで深いものではないと思っているのですが、石崎君がやってくれましたね。
まさか、龍園クラスに移籍すればひよりと付き合っていいよと綾小路に対して言うとは、なかなかにやばい奴です笑。
軽井沢について
軽井沢が可哀想です。
しかし、綾小路視点で文章が進んでいるものだと思っていたら、知らない間に語り部が軽井沢になっていたことには衝撃を受けました。
綾小路さんまさか人の心を手に入れたのか?
と一瞬思った筆者は見事だまされてしまいました。
軽井沢のあの悲しそうな挿絵は泣いちゃいますよ。
たぶん、このよう実2年生編12.5巻で一番心が揺れ動いた場面でした。
ちなみに、二番目は最後辺りの堀北と綾小路の連続挿絵があるところの文章です。
一之瀬帆波について
あの学年末試験が終わってもなお、綾小路への愛情が憎悪に変わっていないことには驚きましたね。
しかし、軽井沢と別れたその日の夜に一ノ瀬とね。正直びびりました。
後、一ノ瀬さんやっぱちょっと恐いですね。
個人的にですが、推しの子のヒロインの黒川あかねが脳裏によぎりました。
春休みが明けるその日まで待ってくれないかなという一ノ瀬の台詞どう思いましたか?
今回の巻では、詳しいことはまだなかったですよね?
筆者はおそらく、綾小路クラスと一ノ瀬クラスが書面での契約をしたと思っています。証明するならそれしかないと思うからです。
綾小路クラス爆誕
綾小路が元坂柳クラスに移籍しましたね。
星ノ宮先生や一ノ瀬、森下の勝てる確率が25%以上という反応を見るに、綾小路クラスと一ノ瀬クラスは結託していることが想像できます。
個人的に綾小路がクラスを移籍したことで一番可哀想だと思ったのが松下千秋です。
彼女、綾小路にめちゃくちゃ期待していましたからね。
綾小路の本気の実力がいつ見れるのかと、期待していたら、まさか他クラスに移った綾小路の本気を見ることになるとは思いもしなかったでしょうね。
ちなみに、堀北に関してはいわずもがなという感じがします。
よう実2年生編12.5巻で得られた教訓
時にポジティブで居続けることは、愚者だということです。しっかりと反省し、悪い部分を受け止めるネガティブな考えも必要だと思いました。
そして、反省し夢物語だけを語るのではなく、勝算できるルートにすること。限られた時間の人生では大事なことの1つだと受け止めました。
おかげで柴田にはしっかりと学ばさせていただきました。君が退学になっても数日は忘れないと思うよ。
よう実3年生編を少し予想
1学期はなんと言っても綾小路が無双すると思っています。クラスポイントの差がかなりありますからね。
高円寺に関しては、親の言葉で奮い立つようなキャラかは半々といったところで読めませんが、動くとしたら二学期ではないかと予想しておきます。
よう実2年生編12.5巻ネタバレ-終わりに
読了後は、いつも通りの虚無感に襲われました。
また4ヶ月以上待たねばいけないですね。
はよ読みたいです。
皆さんは今巻はどのように感じましたか?ぜひコメントで教えてください!
おまけ
鬼龍院先輩が登場無かったことがちょっと寂しいです。その割に月城が出張ってきていましたね。
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