変な家の感想

この記事は変な家の感想記事になります。

目次

書籍の基本情報

・タイトル 変な家

・著者 雨穴

・出版社 飛鳥新社

・出版日 2021年7月27日 第1刷発行

・ジャンル ミステリー

ネタバレは多少含みますので、ネタバレしたく無い方はブラウザバック推奨です。

変な家:簡単なあらすじ

主人公はオカルト専門のフリーライターとして活動している。

2019年9月のある日、相談したいという連絡が主人公に来る。

相談内容は購入予定の家の間取りに不可解な点があったというものだ。

主人公は建築に関しては素人であり、間取り図も満足に読めない。

そこで栗原さんという人に協力を求める。

これが「変な家」の始まりである。

変な家の感想・評価

読んだ感想は面白かったです。表紙のホラー感に釣られたのと、その表紙を見て面白そうだと思ったので購入しました。

ちなみに筆者はホラー小説を読んだことはありません。

さて、まずは、この「変な家」に評価をつけるとしたら、5点満点中3.9です。(※筆者の感想です。)

読んでいる途中に、この「変な家」はホラーではなくはミステリーだなと思いました。まぁ帯に「間取りミステリー」と書いているから、そういうことなんでしょう。

「変な家」は3.9という評価(筆者の感想)ですが、筆者はこの「変な家」を一気に読むことができました。登場人物の妄想力の高さは理解できないところはあるのですが、その妄想が現実味を帯びてくる展開が丁寧で、後半から一気に読むことができました。

筆者的には読了後、満足できました。しかし、続きが気になる終わり方でした。ですので、次の巻を購入しようと思います。

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変な家の感想:筆者の考え

それにしても、先程も述べましたが、さすがに登場人物の栗原さんの妄想力が高すぎると思いました。

※栗原さんとは主人公の知人です。大手建築事務所に勤める設計士で、ホラーやミステリーの愛好家です。

間取りを見てそこまで気づけるものなのかなと考えてしまいます。

確かに表紙にも記載されている1階の間取りの謎の空間は気になりました。そして、その謎の空間に対する栗原さんの考え方も理解できます。しかし、その謎の空間に対する、用途の提示はさすがに簡単には思いつかないものだなと思います。少なくとも筆者の脳にはその発想はありませんでした。まぁ筆者の発想が貧困なだけかもしれませんがね。

また本編でも、その用途は悪魔で栗原さんの妄想として進んでいましたが。

しかし、それでも妄想としても突飛すぎると感じました。

筆者自身は部屋の形を見て、何でこんな作りをしているのだろうとは思いましたが、まぁ登場人物の栗原さんほどの思考は持ち合わせていませんでした。

家の間取り

さて話しはすこしだけ変わりますが、この「変な家」の話しだけで、家の間取りは3つほど登場します。

それらには似たような共通点があり、栗原さんの妄想に信憑性がでてきます。

しかし、やっぱり早い段階からその発想がでてくるのは凄すぎるよと思いました。

栗原さんがホラーやミステリー愛好家だからでしょうか。

筆者は表紙の間取りで違和感があったのは、子ども部屋が隔離されていたこと。そして、1階に謎の空間があるなと思っただけです。後は、家が広くて羨ましいなと思いました。

変な家の感想:終わりに

この「変な家」だけでは、ストーリーの全ては明らかになりません。

ですので、「変な家」を読んで面白いと思った方は、続きを買うことをおすすめします。

私も続きを買ってどのような結末になるのかを見届けます。

また、2024年の3月15日に映画化するみたいので、映像で観たい方はそちらで楽しんで欲しいです。

変な家2を読み終わりました。以下は変な家2の記事になります。

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変な家の感想:おまけ

「変な家」の小説を読んで感想を書こうと決めたとき、主人公の名前はなんだっけと思いページをパラパラとめくりました。そこで、この本には多分主人公の名前は書いていない事に気づきました。主人公は全て筆者と書かれており、キャラクターとの会話でも名前はでてきませんでした。読んでいるときはあまり気づかないんだなとちょっと自分に驚きました。

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