転スラ21巻 感想 -転生したらスライムだった件

目次

書籍の基本情報

タイトル: 転生したらスライムだった件 21

著者:伏瀬

出版社:マイクロマガジン社

出版日: 2023年11月5日

ジャンル: ライトノベル、ファンタジーもの

前回までのあらすじ

最後の戦いであり、最も大きな戦い。「天魔対戦」

各地でそれぞれのキャラが戦っており、見応えのある最終シリーズ。

順調にリムル側のキャラ達が勝ちを収めていく展開だったが、ラストにフェルドウェイの手によってリムルが謎の場所に消えてしまう。

※今回の感想ではリムルについてあまり記載できないので、リムルについて見たいという方は以下の記事をご覧ください。

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以下からこの巻についてのネタバレを含まれますので、読んでいない方はお気をつけください。

転スラ21巻:感想と評価

転生したらスライムだった件の21巻の個人的な評価は3.9です。

ということで、この評価を踏まえた上で感想を以下に書きました!

今回の21巻の表紙はディアブロとリムルの表紙

ディアブロ好きとしてはテンションがあがる

転スラ21巻 感想:ルベリオス防衛戦の緊迫感

・ダグリュール対シオン

・ダグリュール対ヴェルドラ

この前半が少しだけ退屈に感じてしまいました。本当申し訳ない。戦闘シーンは面白かったとは思うけど、なんかダグリュールの強さがよくわからなかった印象。あと、シオンのスキルの料理人が進化したらリムルを殺しうる力を手に入れる。そんなことが何巻か前から言われていたが、正直ダグリュールとの戦闘シーンを見る限りでは違和感がありました。

まぁ、リムルの相棒のシエルが強すぎるのが問題なんだけどね。

前半最後の部分のルミナスの全世界に向けての宣言は凄くよかったです! 個人的にこのシーンはこの巻で1.2を争うほど好き。

転スラ21巻 感想:迷宮陣営の成長と展開

ヴェガがしつこい。というか、こいつは死んでもよかったなと思ってます。まぁ、最終的にほぼ死んでいるような感じだけど。

後半の部分ではディアブロとゼギオンが格好良かったです。

リムルの虚無崩壊はちょっと反則すぎると思いました。

さて、今回の印象に残ったシーンですが、ディアブロがぶち切れるシーンですね。そのディアブロを逆鱗させたゼラヌスの言葉がこちら↓

「フッ、小細工を弄する事しか出来ぬ矮小な存在め。貴様の主も下等なスライムだったから、主従そろってお似合いというものか?」

転生したらスライムだった件21 ゼラヌスのセリフ

この台詞を戦闘しているときに言われたら、それはディアブロの逆鱗を買いますね。戦闘中じゃなくても絶対ぶち切れると思うが。

だからこそ、ゼラヌスを倒すのはディアブロであって欲しかったです。

誰がゼラヌスを倒したのかはここでは、黙っておきます。

最後のところでリムルのシーンが来ましたね。前回の終わりにフェルドウェイによってどこかよくわからない場所に飛ばされたリムルでしたが、頼れるシエル先生がいますからね。ということで、シエル先生のおかげでリムルが元の基軸世界に戻ろうとして、21巻は終わりました。いよいよ最終場面が来たって感じです。

残る敵の戦力が

  • フェルドウェイ
  • ヴェルザード(洗脳状態?)
  • ミリム(洗脳状態)
  • イヴァラージェ

多分、これで全部のはずだよね。

イヴァラージェがラスボス枠だとは思うけど、次巻はどうなることやら。

転スラ21巻 感想:まとめ

前半の部分がもう少し、面白いと感じたら評価はもっと上だったなと思いました。ただ、後半部分が物語に入り込めたので、凄く楽しめました。

あとがきで「上巻、下巻というものがありまして」と記載されていたから、次巻かあるいはその次の巻で終わるんだろうなと思います。

転スラが終わるのは少し寂しさはあるけど、早く終わりの展開まで見たいという思いもあります。

次巻が出る前に最終決戦の天魔対戦を読み返しながら、楽しみに待っております!

転スラ21巻 感想おまけ

ディーノが本気になったのは格好良かったけど、正直さぼり魔のイメージしかないです笑

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