これが魔法使いの切り札-1.黎明の剣士- 感想

目次

書籍の基本情報

これが魔法使いの切り札についての筆者の感想になります。

・タイトル これが魔法使いの切り札 1黎明の剣士

・著者 羊太郎

・出版社 ファンタジア文庫

・出版日 令和5年11月20日

・ジャンル ファンタジー、学園

独自の視点から見たこれが魔法使いの切り札:感想と評価

個人的に評価は5点満点中の4.0です。

最後まで集中して読めてとても楽しめました。

主人公のごり押しな部分はユーモアがあり、読んでいるときに自然と口角が上がっていたと思います。

1巻の表紙にも描かれている赤い髪のセレフィナ=オルドランが一番の推しになりました。

彼女の独特なしゃべり方や性格がかわいいと思いました。彼女は割とちょろいという面もあり、その点もかなり好きだなと思いました。

個人的には転生したらスライムだった件の暴風流ヴェルドラを連想してしまいました。

総じてファンタジー好きには是非おすすめしたい作品です。

※ここまではネタバレをかなり抑えており、以下からはネタバレを多分に含みますので、まだこの小説を読んでいない人はブラウザバック推奨です。

主要キャラクターの魅力:これが魔法使いの切り札の核心

※キャラは多いですが、ここでは3名だけ紹介します。

主人公 リクス=フレスタット

とにかくフィジカルが強い。

「ブラック傭兵団」に所属だったが、殉職。

という風に見せかけ魔術師になることを決意し「ブラック傭兵団」を去った。

魔術師になる理由は、平穏な生活を手に入れるため。

きっかけはどこかの戦場で突然妖精が現れ、一通の手紙「エストリア魔法学院特別入学招待状」を受け取ったから。

その手紙の通りにエストリア魔法学院の特待生として入学。

読んでて好きになったリクスの台詞

「勘だ。わりと良く当たる。お陰で今日まで生き延びた」

アニー=ミディル

以下、アニーミディルの見た目について本文に記載されていた内容です。

燃え尽きた灰のような真っ白な髪。

穢れ一つない雪も欺く白い肌。

切れ長のアイスブルーの瞳は氷のようだ。

これが魔法使いの切り札-1.黎明の剣士-1巻28pから引用

表紙にも描かれているヒロインの一人。この娘についてはあまり多くは語りたくありません。大きなネタバレになってしまうからです。

ネタバレありで書いていますが、大きすぎるネタバレはしたくありませんので記載しません。記載して欲しかった方には申し訳ありません。

セレフィナ=オルドラン (紅炎姫)

以下はAIで作成したセレフィナ=オルドランです。表紙と見比べてわかると思いますが、ところどころ似ていないです。

その異名の通り炎魔法を得意としている。

表紙にも描かれているヒロインの一人。この娘は筆者一番の推し。

世界最強の軍事大国「オルドラン帝国」の第三皇女。

帝国の軍事・政治・外交、様々な方面で活躍している世界的有名人。

第一章での海魔クラーケン戦で主人公のリクスと共闘。その際、リクスに「あ、結構、できるな、この子」と評されている。

これが魔法使いの切り札-1.黎明の剣士-:物語の導入

スフィアについて 1巻79Pのアニーの言葉

「スフィアとは……人間に備わっている通常の五感、予感や直感レベルの第六感を超えたその先の超感覚のことであり、その感覚が及ぶ領域のことです。いわゆる、第七感、第八感などと呼ばれている感覚です。」

これが魔法使いの切り札-1.黎明の剣士-1巻79Pのアニーの言葉

アニーのセリフが長かったのでこれで割愛します。

つまり、スフィアとは肉体を超えた魂の感覚であり、そして人間なら誰でも当たり前のように持っている。ただし、貧弱なスフィアには魔法の行使をすることは難しい。またスフィアを開いていない状態では魔法を使用することはできない。

スフィアを開くための二つの方法

1.自力で開く

自力で開くためには、長年にわたる厳しい精神修行が必要。

また物心つかぬ幼い頃から修行を続けなければならない。

2.愚者の霊薬を使用する

自力で開くために必要なことはしなくてもよい。

そのため、平民にも魔術師になるチャンスが増え、魔術師の数は増えた。

まとめ

今回は魔法使いの切り札ー1.黎明の剣士ーの主な登場人物(表紙に描かれている)3名とこの世界の特殊なルールであるスフィアについて記載させていただきました。

終わりに

魔法使いの切り札ー1.黎明の剣士ーの感想はここまでになります。

次巻が楽しみな小説が増えたので筆者はめちゃくちゃ嬉しいです。

どのように物語が進行していくのかわくわくしながら、次の巻を待っています!!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次