トラペジウム-東ゆうはなんとしてもアイドルになりたい!

トラペジウムは東ゆうがアイドルになるため、必死で努力する物語になります。

この記事は映画トラぺジウムのネタバレを含みますので、ネタバレしたくない方はブラウザバック推奨です。

目次

トラぺジウムについて

原作は、高山一実さんです。
彼女は、乃木坂46の1期生として活躍しました。
2016年に雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載した長編小説です。

トラぺジウムの映画を制作したのは「Clover Works」というところで、「ぼっち・ざ・ろっく!」「SPY×FAMILY」と大人気アニメを担当しているところです。

以下は、映画トラぺジウムの公式サイトのリンクです。

映画トラぺジウム公式サイト

トラぺジウムとは何か、気になったので調べてみました。
意味としては、不等辺四角形です。どの二つの辺も平行でない四角形のことです。

トラペジウムは東ゆう率いる「東西南北」が結成されています。それを表現したタイトルなのかなと推測しました。

映画トラぺジウムは面白いのか?

筆者の感覚では、良い映画やアニメ、小説というのは、終わった後に寂しさを覚えるのが傑作だと考えています。ようするに終わってほしくないと思ってしまう作品たちのことです。

それで映画トラぺジウムについてですが、終わった後に寂しさを覚えました。
傑作ということになります。最高に面白いです。

東ゆうの夢が叶って、それでも走り続ける姿には勇気をもらうことができました。

ちなみにですが、筆者が今まで見てきたアニメは以下の記事から確認することができます。

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映画トラペジウム 東ゆうの過程で驚いた

もちろん、傑作だからと言っていい点だけではありません。
微妙だなと思った点についても触れていきます。

物語の終わりらへんで、突然10年ほど経過していました。
急に年数が経過したので、映画を見ているときは、「え?!」というような反応になってしまい驚きました。
よくよく思い出してみると、トラペジウムの東ゆう率いる東西南北の4人の物語には一区切りついておりました。これ以上は語る必要はないということでしょう。
しかし、東ゆうの再々スタートでアイドルになる過程が全くないというのは、少し残念だなと思いました。

トラペジウム 東ゆう-彼女の奔走する姿-

この映画を一文だけで表すのなら以下のような感じになりました。
アイドルになるために、愚直に努力する東ゆうの姿が美しいと思いました。

アイドルものの話はこれまでちゃんと見てきたことはなかったけど、すごく面白かったです。

トラペジウム 東ゆうについて

トラペジウムの東ゆうは行動力がありすぎです。この行動力は見習いたいです。

しかし、東ゆうは愚直すぎるあまり、他の仲間と衝突してしまいました。
その衝突の原因は、東ゆうが周りのことを考えているようで、自分のことばかり考えていたからです。アイドルになることが夢、そして現実にしたいと言っていたため無理もありません。

東ゆう以外の東西南北のメンバーは、アイドルになることが夢、絶対になるという考えではありませんでした。

ある時、メンバーからの「アイドルがいや、楽しくない」という言葉を聞いてから、東ゆうは現実に打ちのめされます。

西ちゃんがアイドルに疲れ泣き叫ぶところは、見ていて痛々しかったです。

ただ東西南北のグループが、ぐちゃぐちゃになって言い争うシーンは楽しめました。

筆者の性格は悪いのかもしれません。

けど、それでも東ゆうは自らアイドルになりたいと心から思っていました。

その信念のもと東ゆうは再起します。

映画トラペジウムではその部分の話がないのが残念なところであるなと思いました。

アイドルものだからか、恋人というスキャンダルに対し、東ゆうの反応が少し怖かったです。
東ゆうはアイドルというものに恋しているように見えました。

なかなか打算的な行動を東ゆうはとっており、とても高校生とは思えないほど大人のような考え方であり、そして、子供のようでもあると感じました。

トラペジウム 東ゆうがアイドルになる展開について

話が少しとんとん拍子で、この部分はフィクションだなと感じました。しかし、現実のアイドルについて詳しいことはわからないので、なんとも言えません。アイドルになる人はこんなにとんとん拍子で進むのも、ある意味では現実てきなのかもしれません。

終わりに

流れに身を任せるのは悪いことではないけど、それでも、身を任せすぎるのはよくないという教訓を得ました。個人的には突然の終わり方で、納得できない部分もあったけど、それでも終わった後の余韻がすごいなと感じました。

勢いでブログを書くくらいには、のめり込んだと思います。

前だけを見て、走り続けて、そんで、振り返る時はもっとずっと後がいい、そう言えるような人生にしたいと思えるような作品でした。

この映画に出会えてよかったです。

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