【葬送のフリーレン】ザインとの出会いから離脱までの旅路

2024年1月27日

この記事では、アニメ葬送のフリーレンのザインとの出会いから、離脱までのストーリーを筆者の感想も交えながら追っていきます。

ネタバレを含みますので、ネタバレをしたくない方はブラウザバック推奨です。

「葬送のフリーレン」の物語は、勇者ヒンメルの死から数十年後を舞台に、エルフの魔法使いフリーレンが過去の仲間たちとの未了の絆を解き明かしていく旅を描いています。この記事では、アニメ第13話「同族嫌悪」から第17話「じゃあ元気で」までの間に、フリーレン達とザインとの間に生まれた絆と、その別れまでの物語に焦点を当てます。

葬送のフリーレンアニメ公式サイト

ザインと出会う以前の話しについての感想を以下に載せていますので、よければそちらもご覧ください。

葬送のフリーレン　アニメ感想

ザインとの出会いから仲間になるまで

勇者ヒンメルが亡くなってから29年後、北側諸国のアルト森林の村でザインと出会います。ザインは、その回復能力の高さからフリーレンに「天性の才」と称されるほどの人物です。

そんなザインですが、旅をでるのに踏ん切りがついていません。

ザインが旅に出ることをためらう二つの理由

１つ目の理由
ザインは、兄が自分のために村に残ってくれたことに罪悪感があります。

2つ目の理由
10年前友達に、旅に誘われるが、1つ目の理由によりザインはその時旅にでませんでした。そしてその友達は、10年間ずっと村に帰ってきません。そのため、ザインは10年前に一緒について行かなかったことをずっと後悔しています。

さて、そんなザインのことをフリーレンは昔の自分と重ねて同族嫌悪しています。
そして、勇者ヒンメルに誘われたときと同じ言葉を何度もザインに言います。

私は今の話しをしているんだよ、ザイン
葬送のフリーレンアニメ13話「同族嫌悪」フリーレンの台詞

勇者ヒンメルに言われたことを今度はフリーレンが言っていることに感動を覚えます。

しかし、それでもなおザインは重い腰を上げようとしません。
旅に行かない1つ目の理由をフリーレン達、そして自分の兄に言います。

それを聞いたザインの兄はザインに激怒します。

私はあのときの選択を一度だって後悔したことはない！それに比べてお前はなんだ？いつまで後悔し続けるつもりだ？
葬送のフリーレンアニメ13話「同族嫌悪」ザインの兄の台詞

この叱咤はザインの心に突き刺さります。
そして、ついにザインは重い腰を上げフリーレン達と一緒に旅に出ます。

ザインの兄の台詞格好いいですよね。

能力と人物像

ザインのキャラクターは、その卓越した回復能力だけではなく、彼の人間性にも深い魅力があります。彼はシュタルクとフェルンの間の争いを仲裁するなど、グループ内での大人の役割を自然と担います。また、彼の趣味は酒、たばこ、ギャンブルというやや問題のあるものですが、これらは彼の人間味を際立たせ、魅力的なキャラクターとしての一面を形成しています。

ここでちょっとアニメのザインについて
ザインの声優は、中村悠一さんです。『呪術廻戦』で五条悟の声を演じています。

試練と信頼

アニメ17話「厄介事の匂い」にてザインの実力が試されます。

今回でてくる魔物は混沌花の亜種です。
この魔物は周囲に眠らせる呪いをまく。

その呪いは時間が経つごとにどんどん浸食してきます。そしてその威力は、ある程度の時間経過でフリーレンを眠らせるほど強力です。

ザインには女神の加護があり、呪いへの耐性があります。（どの程度の耐性力かはわかりません）
ただ、かなり特殊な呪いらしく、ザインの魔法でも5秒間だけしか眠っている人を目覚めさせることしかできません。

魔物にたどりついたザインは、一人で戦ってみますが、魔物には魔法を跳ね返す能力があり、勝てないと判断します。

フリーレンを起こす案を考えるが、5秒だけだと、魔物が魔法を跳ね返すことを教えるのには時間がありません。

迷っているザインは、昔ハイターから聞いたフリーレンの言葉を信じるということを思い出します。そして、ザインはフリーレンの眠りの呪いを解除しました。

フリーレンは目覚めるとすぐに、魔物の核に魔法を放ち、倒すことに成功します。

村を救った後、フリーレンは直感で魔物が魔法を反射するということを見抜いたとザインに言いました。
改めてザインは、フリーレンが凄い魔法使いだと知ることになりました。

この話で信頼関係を築くのがいいですね。
筆者的には魔物が反射させたザインの「女神の三槍」という技がかなり強いと感じました。ザインは回復能力以外もやばいですね。

葬送のフリーレンザインとの離別

ザインとフリーレンたちの旅は、アニメ第17話「じゃあ元気で」で一つの区切りを迎えます。ザインは戦士ゴリラを探すという自身の目的のために、フリーレンたちは魔法使いの1級試験を受けるために、それぞれ異なる道を歩むことになります。この別れは突然でしたが、ザインは後悔することなく自分の道を進む決意を固めます。