この記事は「ハイキュー稲荷崎戦」の筆者の感想記事になります。
この記事を書いた筆者は、以下のアニメがトップクラスに好きです。
ハイキューのアニメで個人的ベストバウトは稲荷崎戦との対戦です。
名言や名シーンが多く、そして最も心を揺さぶられる内容でした。
特にこの対戦で言った宮侑の名言が好きで、その名言をふと思い出したりしています。
この記事は稲荷崎戦のネタバレを含みます。ネタバレしたくない方はブラウザバック推奨です。
ハイキュー!!とは
原作:古舘春一
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ(2020年にて完結)
ジャンル:スポーツ
2024年2月16日に「劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦」が公開
稲荷崎戦前までのあらすじ(簡単に)
『ハイキュー!!』は、烏野高校バレーボール部を中心にした物語です。主人公の日向翔陽は小さい頃からバレーボールが大好きです。特に「小さな巨人」と呼ばれる選手に憧れています。彼は烏野高校に入学し、バレーボール部に入部します。そこで、天才的なセッターである影山飛雄と出会います。彼とはライバルでありながらも最高のパートナーとして関係を築いていきます。
日向と影山は、他の部員たちと共に烏野高校バレーボール部が全国大会に行くために努力します。彼らは様々な強豪校との試合を経て、技術やチームワークを磨いていきます。その中でも、烏野VS青葉城西、烏野VS白鳥沢の試合は特に印象的で、熱い戦いが描かれます。
稲荷崎高校との試合前までには、烏野高校は様々な困難を乗り越え、選手たち一人一人が成長しています。影山のセッティング技術、日向のスピードと跳躍力、そして他のメンバーの個々の能力がチームとして結集し、全国大会での更なる活躍が期待される状況です。
この稲荷崎高校との試合は、烏野高校にとって大きな挑戦であり、彼らの成長が試される重要な試合となります。
ハイキュー稲荷崎戦:最も好きなシーン
アニメ22話「ハーケン」での日向がレシーブを成功してから、エンディングに入るまでの全ての流れが好きです。
このタイトルのハーケンについて説明します。
ハーケンとはクライミングの時、岩壁の割れ目に打ち込む金属製のくさびのことです。
なぜこのタイトルなのかは、雲雀田 吹(全日本男子 代表チーム監督)が心の中で語っています。
大きく険しい山を登る途中に足がかりとなってくれるような一本、それは奇蹟などではなく、100本に1本、1000本に1本であれ掴みに行って掴む1本。 稀に掴む、そういう1本を紡いで上へ上へと登って行く。
アニメ22話「ハーケン」雲雀田 吹の心の中
この台詞から日向のレシーブはまぐれなどではなく、実力で上げた一本だと言うことが伝わってきます。
日向のこれまでの成長、特に一年生合宿で学んだことを知っている筆者としては感動とも言えるシーンでした。
このシーンで流れてくる音楽も最高でずるいですよね。
しかし日向がレシーブを成功させた者の、運悪く稲荷崎に点を取られてしまいます。流れを変える一本だっただけに、烏野の選手達、特に先輩達の必死さが伝わってきます。ここでそれをぶった切るのも日向です。
日向は自分がレシーブを成功したことを影山にどうだったと嬉しそうに聞いています。影山は悔しいのか、見ていないと答えます。日向はそれに対して、次も上げるから見てろと最高の笑顔で影山に言います。
そのやりとりを見て烏野の空気が良くなります。
こういうシーンを見ていると嬉しくなりますね。主人公が主人公しているシーンは最高です。
この後の宮治の「あいつ飯食うみたいにバレーしよる」も好きで、本当に日向がレシーブを上げてからの物語の進み方が最高です。
ハイキュー稲荷崎戦:好きな台詞
アンダーは腕二本、オーバーは指十本、よりいっぱいのもんで支えたんねん。セッターやもん。
アニメ21話「ヒーロー」 宮侑の台詞
冒頭で述べた筆者が好きな台詞です。
名言が多いハイキュー!!の中でも、この台詞が本当に印象に残っていて好きなんですよね。このセッターという役割に対して、宮侑が誇りを持っているのがこの台詞を通して伝わってきます。
筆者は宮侑のように笑顔で、自分の役割を言えるようになりたいです。多分、それが言えるようになるのは、そのことが好きで、また時間をたくさんかけてやってきたという自覚がないと言えないと思うんですよね。
だからこそ、そんな台詞を臆面もなく言えるようになりたいです。
ハイキュー稲荷崎戦:終わりに
稲荷崎戦は、ハイキューの中でも特に心に響くエピソードでした。この試合は、勝利への道のりだけでなく、プレイヤーたちの内面の成長とチームワークの大切さを描いています。日向、影山、そして烏野のメンバーたちが自分たちの限界を超えて成長する姿は、単なるスポーツアニメの枠を超えて、筆者に深い感動を与えました。
この戦いは、困難に立ち向かい、信念を持ち続けることの重要性を教えてくれます。彼らの旅路は、私たちにも可能性と情熱を追い求める勇気を与えてくれます。
「ハイキュー!!」は、スポーツの枠を超えた深いメッセージを伝える作品です。稲荷崎戦はその中でも特別な場面であり、そのドラマと感動は多くの視聴者の心に刻まれていることでしょう。この試合を通じて、私たちは自分自身を見つめ直し、夢を追うための新たな一歩を踏み出す勇気を得ることができます。ハイキューは、私たちに無限の可能性と、その追求に対する情熱を思い出させてくれます。
おまけ
まぐれってなんだっけ。
これはアニメ22話「ハーケン」での条善寺高校バレー部の監督穴原先生の台詞で、思考がよくわからなくなっているのを表していて、少し面白かったです。
2024年2月16日に「劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦」が公開します。
ハイキューの音駒とのやりとりを中心に復習して、楽しみに待っています。
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