この記事は「ヘルクアニメ感想」の記事になります。
この記事にはネタバレが含まれていますので、ネタバレを避けたい方はご注意ください。
まず、結論から言わせていただきます。かなり好きな作品ですので、観ていない方には是非とも観て欲しいです。
ヘルクアニメ感想:展開
まず、アニメの展開についてです。序盤はギャグ要素が豊富で、中盤ではシリアスな展開へと移行し、終盤には主人公たちの反撃が始まります。序盤のギャグシーンは楽しいものでした。特に、帝国四天王のヴァミリオとその側近ホンとのやり取りが印象的です。彼らの間の会話では、魔族が開催する大会の参加条件が種族に関わらず開放されている点がユーモラスに描かれています。この参加条件は、敵対する人間、しかも勇者が参加することができます。案の定勇者ヘルクが参加しており、帝国四天王のヴァミリオはそれに対し怒っています。やたらとホンに対して突っ込みを入れています。まぁ、ホンはヴァミリオに怒られますよね。
第一話の話しですので是非観て欲しいです。
中盤の展開はかなり暗く、ヘルクの仲間たちが次々と犠牲になるシーンは心を揺さぶるものがあります。
終盤では、ヴァミリオがヘルクを支えるキーパーソンとして、また彼女のヒーローとしての活躍が光っています。
ヘルクについての基本情報
タイトル: Helck
著者: 七尾 ナナキ
出版社: 小学館
巻数: 全12巻(完結)
ジャンル: 魔族×勇者の冒険ファンタジー
以下は、ヘルクのアニメ公式サイトのリンクになります。
ヘルクアニメ感想:主要な登場人物
勇者ヘルク
この物語の主人公。戦闘レベル99で、非常に強力。彼は人間を滅ぼすために魔界の大会に参加し、その真の目的はアニメの中盤で明らかになります。
帝国四天王ヴァミリオ(アン)
この物語のもう一人の主人公。炎の魔法を使い、戦闘レベル78を誇る。最初は四天王であることを隠してアンと名乗っていました。彼女は個人的にとても魅力的なキャラクターです。
ヘルクアニメ感想:アニメでのお気に入りシーン
私のお気に入りシーンは、終盤の反撃シーンです。中盤の暗い展開を経て、第24話「希望ある未来へ」のシーンは特に感動的です。ここではアンが素晴らしいヒーローぶりを見せてくれます。このシーンに関しては詳しく言及しないので、気になる方はぜひ第24話をご覧ください。
ヘルクアニメ感想:アンが好きな理由
アンの魅力は、彼女が何事にも全力を尽くす姿勢にあります。第10話「地図を求めて」でのピウイとの競走シーンは、彼女の性格を象徴しています。危険を感じて止めようとするものの、いざ競争が始まると自身も全力で参加する姿勢は非常に印象的で面白いです。彼女のこの「全力で挑む」姿勢は見習いたいと感じました。また、彼女の「バカー」という台詞は作中で頻繁に使われ、視聴者にとっても印象深いものです。
アンの存在は、ヘルクが精神を保ち戦い続けることを可能にしています。彼女は間違いなくこの物語の最高のキャラクターです。
終わりに
現時点でヘルクのアニメ第2期の発表はありませんが、ファンとして期待しています。第1期は24話で完結し、「これからの戦い」を示唆する形で締めくくられました。原作に忠実なハッピーエンドを期待して、第2期の制作を楽しみに待っています。
おまけ(情報)
アニメの続きを知りたい方は、漫画の第8巻から読むことをお勧めします。第8巻はアニメ第24話「希望ある未来へ」のBパートから始まります。
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